台風とバッタ
今日のニュースは朝から晩まで、現在日本に接近中の台風のことばかりだった。
本格的に上陸する明日、明後日はもっと台風のことでニュースは持ち切りかもしれない。
地震は不意打ちで突然やってくるけれど、台風はやってくるのがわかっている。
天災が差し迫ってくるのを待ち構えるというのは、なんど経験しても奇妙な感じがする。
アフリカとかで大量発生したバッタの大群が押し寄せてくる時など、似たような感覚なのだろうか。
わたしはバッタの大群に押し寄せられたことがないので、いまいち想像ができない部分もあるが、発生しているのが分かっているのに、結局人間は「座して待つのみ」という意味で台風と似ているんじゃないか……と思ったけれどどうなのだろう。違うか。
まぁでも、アフリカには台風は存在しないらしいから、向こうの人々も遠く離れたアジアで発生する「台風」のことを頭では理解できても、実際の台風やその被害がどんなものかまではなかなか想像が難しいだろう。
なんの話をしたいのか自分でもよくわからなくなってきたが、思いを馳せることが大事なのではないか、というようなことを書きたかった気がする。
週末、台風の被害があまり出なければいいのだけど。