下手したら死ぬ

ふと気づくとまた日記をサボってしまった。

最近は釣りばかり行っている。

数年に一度、自分の中で異常に釣り熱が高まる時があるのだけど、先日久々に須磨海岸で釣りをしてみたところ、あまりにも楽しかったため、この二週間くらいで四回も釣りに行ってしまった(主に夜釣り)。

数年ぶりに釣りをやると「久々だな〜この感覚」と思う瞬間が必ずある。

それは案外魚を釣りあげる瞬間なんかではなく、釣った魚を締める瞬間だったり、「落ちたら死ぬな〜」というような危険な場所を一人で移動したりしている瞬間などだったりする。

前者に関しては、ふだん日常生活の中で、自らの手を用いて生き物を殺めることは(ゴキブリなどの害虫を除けば)基本的には無いので、バタバタと暴れる魚を押さえつけているときはどうしても少し神妙な気持ちになる。

後者に関しては、夜釣りで周囲に誰もいないようなまっ暗闇の中、テトラポットの上を一人で移動しているときなんかは、落ちたら本気でシャレにならないので、相当な集中力を持って移動している。

格闘技の試合に出るとか、危険な環境で労働をしているとか、目をつぶって運転してみるとか、突発的な事故にでも巻き込まれないかぎり、日常の中で「これ下手したら死ぬな〜」という場面はあんまりないと思うので、それを手軽に味わえる?深夜の一人で行う夜釣りには妙な緊張と興奮がある。

 

とにかくドはまりしているもんだから、最近はネットサーフィンの時間はほぼ釣りの情報を調べることに使っている気がする。『須磨・釣り』で検索すると、それはそれはいろんな情報が出てくるものだから、須磨海岸を考える上で、新しい視点がインストールされたような気分だ。

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