偉大な王
昼頃にメリケンパークでやっていた『西日本最大のインドの祭典』ことインディア・メーラーに行った。
本当に冷やかし気分でいったので、カレーは食べずにインドビールを一杯だけ飲んだ。
『マハラジャ』という名のビールだった。
マハラジャ、と聞くとそこはかとなくインド感はあるものの、そういえば意味知らんなぁ、と思い調べてみたところサンスクリット語で「偉大な王」を意味する言葉らしい。
マハラジャの意味に気を良くしたわたしは、まるで主催者にでもなったかのような気分で、祭りを楽しむ人々をビールを飲みながらのんびりと眺めていたのだけれど、気づいたら前腕がめちゃくちゃ日焼けしていて結構凹んだ。
この日は台風一過の影響なのか、尋常ではない快晴だった。
そのあと少し西に歩いてから、知人と『中畑商店』というその筋では有名なホルモン屋で飲んだ。なんとホルモン一串50円。
調子に乗ってホルモンを10本以上は食べてしまった。
この日もわたしは人の悪口ばかり言っていた気がする。
帰宅後、水を浴びてシャキッとしたつもりだったが、本を読んでいる内にいつの間にか寝てしまった。昼酒を飲むといつもこうだ。